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半導体銘柄の今後はいかに?

投資

最近ニュースを見ていると、コロナの話題 or デジタル化の二者択一のような気がしています。

デジタル分野では、半導体が足りない!!と言われ続け、危機に瀕しているようです。

台湾「TSMC」絶好調に透ける半導体不足の行方
世界的に旺盛な半導体需要に支えられ、半導体受託製造(ファウンドリー)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の業績は絶好調が続いている。TSMCが4月15日に発表した2021年1~3月期の決算報告書によると、売上高…

半導体生産メーカーといえば、このへんでしょうか。

  • TSMC
  • Samsung
  • Nvidia
  • Intel
  • Texas Instruments
  • Qualcomm
  • (Apple)

金融緩和や米中対立などの影響で、各社とも国主導で増産に向けて動き始めています。
例えば、

Intel ・・・200億ドルの新工場
TSMC・・・300億ドルの設備投資計画

当然ながら投資した分すぐに生産量が増えることはなく、自動車向けの半導体生産量不足は1年半ほど続くとの見解もあります。(日経新聞より)

4/26のWBSでは、元サムスン電子の半導体技術者がこんなコメントを残してました。

「サムスン電子はEV用の半導体をメインで製造しておらず、設計から生産まで少なくとも2年はかかる」

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さて、ここからは株価の話。

半導体株は「シリコンサイクル」と呼ばれる、4年周期のサイクルがあると言われています。需要と供給が一巡するのが概ね4年だそう。

今回サイクルの下落局面は18年後半から始まっており、半導体関連銘柄にとって株価との相関関係が高いシリコンサイクルの底打ちが確認できています。

半導体需要が旺盛な現在、各社設備投資を強化しており、1〜2年後に半導体生産体制が需要に追いつく頃に増収増益として決算に現れるのではないでしょうか。

前回のシリコンサイクルのピークが2018年前半とすると、次のピークは2022年ごろ。
半導体生産が追いつく頃にぴったりと重なりそうですね。

コロナ危機で構造変化、「半導体関連株」新たな成長ステージへ <株探トップ特集> | 特集 - 株探ニュース
―市況底入れと加速する微細化投資、第2のレーザーテックを探す時がついに訪れた― ここへ来て、3月の底値から堅調に推移してきた日経平均株価だったが、米中貿易摩擦や依然として収束の気配が見えない新型コロナウイルスの経済への影響を見極めたいとの思惑から上値が押さえられる展開となっている・・・。

2021年の半導体株はどうでしょうか。

半導体メーカー各社は、製品の価格を10〜20%引き上げ始めました。単純に粗利益が上がると思いますが、そうは問屋が卸さない。原材料のシリコンの値段が上がり、サプライチェーン全体で値段が上がるドミノ倒し状態なので、2021年にはまだ利益が増えないのではと思っています。

SOXLを保有しているワタクシですが、あと1年ぐらいは保有するつもりです。

毎日観ているWBS(ワールドビジネスサテライト)で好決算!!
って報道が始まったら売り時かなぁ、なんて考えています。

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