今回の記事の結論を述べます。
気づけば金融資産が2000万円を超えていました。
最後に確認したのは、毎月末に資産残高をエクセルに記入しているので4月30日でした。その時はざっと1900万円でした。数ヶ月間ずっとこの辺りの数字をうろうろしていたので、2000万円の壁を勝手に感じていたのですが、数字が伸びるときは一気に来るようです。
この間、特に大きく投資活動はしていませんでした。ゴールデンウィークは小旅行したり、友人宅でボードゲームに興じたりと、様々なことに時間を費やしていたので、株式のことなど頭から抜けていました。株は積み立て設定に任せておき、有限な時間を他のことに充てるようになりました。有意義な生活はこうであるべきだと最近は感じます。
資産が2000万円に近づくにつれ、お金の無価値さをじわじわと感じます。好調な市場環境と円安の影響、積み立て設定や企業型DCで資産が勝手に積み上がっていく仕組みを整えたことで、自動的に増え続ける金融資産の価値は数字の増加に比して大したものではないです。もともと私が好きなことは、運動や創作活動、冒険なので、お金がいくらあっても満足感は得られません。
これまで金融資産の形成を第一の目標として、書籍を読み、会計を学び、節約に努めてきました。市場環境の好調なため、資産1000万円まで約1年半、そして2000万円まで約2年半かかりました。現在、株式投資を始めて5年目に入りますが、どうもお金に対する考え方が変わってきたように感じます。
もしこのままお金が自動的に増え続けるとしたら、これ以上お金が必要ない状態が訪れるでしょう。いつかは資産形成を優先する思考や行動から一線を引かなければなりません。
とにかく早く資産を増やすことだけを考えていた過去の自分には、FIRE後の生活設計が欠けていました。そのことを理解していても、興味のあることに少しずつ取り組んだりしていましたが、まだ明確な目標は見つかっていません。もう少し時間をかけないと、物事の面白さが分からないかもしれませんね。
もし1億円を手にしてFIREしたとしても、その後の人生何に情熱を注ぐのか?
大げさかもしれませんが、壮大な人生のテーマに挑戦する時が来たのだと感じます。
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