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労働者vs経営者、仁義なき闘い

仕事

悲しいニュースを見ました。

産業革命から始まる労働者と資本家との戦いの日々。

Amazon従業員、労組結成を否決 組合側は異議 - 日本経済新聞
【ニューヨーク=白岩ひおな、シリコンバレー=白石武志】米アマゾン・ドット・コムが南部アラバマ州で運営する物流施設で行われた労働組合結成の是非を問う従業員投票は9日、反対多数で否決された。アマゾンが声明で明らかにした。同施設での労組結成の活動を主導した小売り産業の労組「RWDSU」は投票結果に異議を申...

一人のチカラで一企業を動かせる経営者と、集団のチカラで一企業を動かすことができる労働者とでは、柔軟性、機動性が違いすぎます。
労働者は何千・何万の集団なのでいとも簡単に意見が分かれ、集団としてのパワーが発揮できないものです。

私の会社でも定期的に労働組合の投票があり、
春闘に向けた投票の際、一定の割合でベースアップに反対票を投じる社員がいます。

「会社に雇ってもらっているから」、「業績が厳しいから」、といった理由で会社のためを思って良心が働いているのかもしれませんが、ある日突然早期退職者募集が始まったりするものです。

株主が議決権を行使してリストラを断行することはたやすいこと。
しかし、労働者側は意見をまとめるのに一苦労では済みません。
今回のアマゾンの件は、その良い例。

労働組合が結成されそうになったら、一部の従業員にインセンティブを与えて(賄賂?笑)組合結成に反対票を投じるよう誘導することもあるでしょう。人間はお金に踊らされるものですから。
そうして、労働者のチカラは削ぎ落とされてゆくのです。

労働者が団結できなければ、経営側の圧倒的な勝利。
晴れて、今後も低賃金で働かせる事ができますね。

ただ、アマゾンの従業員の時給は15ドルとありましたが、他の労働と比べれば高い方なのではないでしょうか。
とは言っても気休め程度にしかなりませんが。

したたかに、Amazonの利益を享受できる資本家側へ回りましょう!

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Bitly

そういえば、本を紹介するときのリンク、Amazonですね。笑

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