私がセミリタイアを目指すきっかけとなった出来事は、
取引先を含めた飲み会でしょうか。
私が働く会社では、完成したプロジェクトを発表する機会が毎年1回あり、
発表会の後は取引先への労いとして飲み会が開催される事が恒例でした。
(コロナ前の出来事です)
発表会の手伝いとして参加していたため、アフターの飲み会にも同行したのですが、
その飲み会で「サラリーマンの真の姿」を知ることになるのです。
年功序列企業の真髄
シーゲル流投資家が大好物のオールドエコノミー(笑)で働いていますので、文化が昭和なのです。
- お酒が大好きな「騒がしい」上司のもとで、ひたすら頷く部下
- 空いたグラスを気にする下っ端
- 過去の話をひたすら続ける上司
大げさでもなく、「コイツら全員ロボットか!」と思いました。
感情を押し殺して黙々と気を使う2時間、苦痛以外の何物でもありません。
飲み会の辛さはお酒が苦手な人しかわからないでしょう。
私は体質的にお酒がまったく飲めないので、いわゆる「お酒の楽しみ」はまったくわかりません。
むしろ、お酒がなくても人生の楽しみ方を知っているということでもありますが。
飲み会が楽しいのは、友人と集まった時だけです。
このままこの会社にいたら、
10年後、20年後、私はこんな人間になってしまっているのだろうな…
そう感じた瞬間、プツっとなにかが切れました。
同調圧力
会社では、先輩社員からこんなことはよく言われます。
- お酒飲めないのはもったいないねー
- 飲んでたら飲めるようになるもんだよー
- 課長も部長もお酒好きが多いからねー
- ゴルフはやっといた方がいいよー、そのうち誘われるからねー
毎回イラっとさせてくれます(笑)
このような環境にずっといると、知らず知らずのうちに適応します。
それは人間として大事な能力の1つですが、
幸か不幸か、将来部下を苦しめることになってしまうことでしょう。
逃げ道
逃げ場がなくなって潰れてしまう前に、逃げ道を設けておきましょう。
例えば、、、
- 財産を築いて、いつでも辞められる態勢を整えておく
- どこでも働ける能力を身につける
私がフルインベストを貫いているのは、上記1のためです。
建築の大学院を辞める時、土木に戻るという選択肢があったおかげで九死に一生を得ました。
もしかしたら資産形成が私を助けてくれるかもしれませんね。
リスクは最大限に回避する。
とても大事なことです。
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