業種別の平均賃金に差があることをご存知だろうか。
ビジネスインサイダーにこんな記事があり、思い出した一年前の出来事を語らせてください。

稼げる仕事 ≠ 必要不可欠の仕事
はっきり言って、どうでも良い仕事が稼げたりします。
記事ではこんなコメントが残されています。
「ウォール街で最も報酬を得たものの多くは、実体経済にあまり影響を与えず、必要不可欠でない類の取引活動です」
私は以前、外資系保険会社の所長と面談させていただく機会がありました。
なんじゃそりゃと思うでしょうが、
その方は管理職のかたわら若者のキャリア相談をしており、その外資系保険会社に転職した友人の勧めで面談の機会を設けてもらったからなのです。
まぁ色々話を聞かせていただいたのですが、その方の営業職時代の年収は「億」だったそうです。
顧客の毎月の保険料の何割かが自身の給料として反映される歩合制ですから、
人のお金を直接もらっているだけなので簡単に稼げるのです。
(もちろん営業だって諸々能力が求められますよ!)
つまり、お金を直接やり取りする仕事(金融業)は給料が高い傾向があります。
株式投資なんてボタン1つで億稼げるようにできていますし、
あのウォーレンバフェットだって、保険業でかなりの利益を積み上げています。
逆に、製造業なんかは作ったものを売る(お金に変換する)作業が出るので、
流通、マーケティングなんかの販売管理費が上乗せされて、利益が減るわけです。
価値を生み出さない、お金を動かすだけの仕事は、
残念なことに「高給取り」という仕組みが出来上がります。
儲かる職業は何か
- エネルギー
- 金融
- IT
平均年収の高い順に業種を並べると、こうなるそうです。
エネルギー
「エネルギー」は全ての経済活動の源ですので、
石油、石炭、LNG、あらゆる資源が簡単にお金に変えることができます。
供給量にも限りがあり、需要拡大期にはがっつり儲けることができるでしょう。
金融
「金融」は、先ほど記した通り。
価値あるもの、サービスをお金に変換する作業がないので手間がかかりません。
IT
「IT」がそれに続きますが、
これはデータを無限にコピーして売り続けることができるからでしょうか。
スマホゲームの課金制度なんかいい例ではないでしょうか。
課金で手に入れているものは、そのゲーム内でしか使えないただのデータです。
スマホゲームの粗利益率ってとんでもない数字だったような気がします。
ガンホー、アカツキ、なんかが代表的な企業でしょうか。
稼ぐことに重きを置くなら
好きな仕事ができたらさぞ満足度が高いでしょうが、稼げる仕事という選択肢もアリでしょう。
仕事選びに悩んだら、この本を読んでみることをオススメします。
業種ごとの平均年収に関する考察も、こちらに記載されていましたよ!


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