中学生のとき、やりたいことの1つにサーフィンを挙げた記憶がある。
これは、小学生のときに見たアニメの影響で、海がものすごく好きになったから。
海なし県で育ったことも影響しているかもしれない。
ネットでサーフィンの勉強をしていたことはいまでも覚えている。技の名前とか、離岸流とか。(笑) とにかく海を身近に感じたくて、絶対海の近くに住むって決めていた。
大学進学は、海の近くに住むチャンスだと考えていて、そのために受験勉強を頑張ることができた。
気づいたら大学ではサーフィンではなく、ウインドサーフィンに夢中になっていて、サーフィンのことなんかすっかり忘れていた。
でもウインドサーフィン部でともにやってきた仲間たちがいて、他大学にもたくさん友人ができて、サーフィンやりたいやつ、やってるやつ、誘えば一緒に楽しむことができる環境ができていた。
実際、この前7月の4連休に宮崎でサーフィンをしようって誘ってもらえたのだ。
本当だったら大学でやってるはずだったサーフィンは、実際に現実化したのは6年ぐらい遅れたと思う。でも、サーフィンをやってみて気づいたのは、サーフィンよりもウインドサーフィンのほうが性に合っているということだった。
波に乗った分パドリングしなくちゃいけないし、態勢はキツイし、水は冷たい。かなり遠回りしたけど、サーフィンをやることを現実化したら、自分の感情は意外なものだった。
ウインドサーフィンのほうが楽しい。
サーフィンをやることを考えてなかったらウインドサーフィンには出会ってなかったと思う。
海への情熱は、予想とは別の方向へと進んでいってしまったけれど、本質的には海に関わることを望んでいたからサーフィンでなくてもよかったのだ。
ぼんやりとしていても目的に向かって進めば、意外な発見があり、予想よりも満足して進める道が見えてくることもある。
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