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やっぱり向こう側へ行きたい

日記

ランニング中、宝塚劇場で鑑賞して興奮したことを思い出した。
やっぱり作ることが好きなんだろうと。そして、わくわくすることを続けていきたいと。
それは、よい風景をつくりたいということと、感情を乗せられるものをつくりたいということだと思っている。

美しい音楽を聴くと鳥肌が立ち、全身で感情をぶつけられると涙が出る。
その場面には、必ずよい舞台が用意されている。小さいころ田舎で育ったためか、おもしろいものは自分でつくりだした。それ以外のおもしろいもの、刺激的なものは、もっぱらアニメだった。現実にはない強烈な世界観に魅了され、引き込まれることがたくさんあった。

自分もこんなわくわくする世界をつくってみたい。

クリエイティブな世界に身を置きたいが、いったい何をすればいいのか。ちなみに私は脚本中毒である。ワクワクに求められる要素は多くあれど、基本は脚本だと思っているので、ストーリーが書きたい。
「風景×物語」が自分が描ける、自分にしか描けない方法だと思うけど、実際に良いものをつくるというのはむずかしい。これまで実物のモノヅクリには長けてきたのに、ストーリーというのは全くの別物で、しかも文章でしか表すことができない。ヒジョーにむずかしい…

私が感度が高い点は、背景になる風景のイメージから世界観を膨らませられること、人のしぐさやセリフに敏感なところ、かな。
高いところからの景色を見ることは昔から好きで、何時間でもそこにいられる。例えば、飛行機が飛んでいてどこにむかっているんだろうとか、雲が地上につくる影が移動する様子を眺めていたり、「移動」に注目する。もちろん人も観察していて、あそこに人だかりができているなとか、屋上でなにかやってる人とか、逆にあそこの山に登る人はいるのかなとか、何もないところに人をあてはめたりしているかもしれない。

要するに、ネタがいっぱい見つけられるのだ。土地からストーリーを連想するやり方をずっと頭の中でやっている。

今、こうやって少しずつだけれども、文章を書くことを始めている。頭の中を文章として抽出する変換作業に慣れ始めているようだ。
そのうち、ストーリーを描いていくことも少しずつでいいから始めると思う。
いずれは、上手にまとまったハッピーエンドな物語じゃなく、感情が揺さぶられるような、じっと座って見ていられない、早く自分も動き出したい、ってワクワクするような物語を見せつけてやりたい。

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