波乗りトミーです!
スティーブン・キングという小説家をご存知でしょうか?
映画化されている作品も多数抱える作家で、知らず知らずのうちに見た作品もあると思います。
- IT
- ショーシャンクの空に
- スタンドバイミー
- シャイニング
- グリーンマイル
実家の本棚を整理していたところ、スティーブン・キング氏の著書「書くことについて」という本が発見されました。これは数年前に読んだ本で、小説を書くためのノウハウや自叙伝的な内容もあり非常に読み応えのある内容でした。
何の因果か現在ブログをコツコツ更新していて書く機会が大幅に増えているので、何か役に立つことがないかな〜という期待を込めて、改めて読み直してみました。
- ブログを始めてみたい人
- ラクに文章を書きたい人
- 書くことがなく悩んでいる人
書くことについて
何かを書くときには、自分にストーリーを語って聞かせればいい。
書くために必要なのはただひとつ。外部をシャットアウトするためのドアだ。
何を書いてもいい。よくないのは、自分がよく知っているものや、好きなものや、愛しているものに背を向けて、友人や親類縁者やサークル仲間に感心してもらえると思うものに手を出すことだ。
「書くことについて」より引用
素人のライターだとしても書きたいことを書けばよい、と自信を与えてくれる内容でした。
役に立たない、面白くない、と疑念にかられることもあるが、誰かの役に立つはずだし、必ず読んでくれる人がいる。
実際私のブログにも定期的に訪れてくれる方はいらっしゃるようですし、僅かながらお役に立てているのかなぁ、なんて思います。これからも継続して頑張ります。
動詞の受動態は避けたほうがいい。
副詞というステロイドは注入しない。
書きたいことを書くだけでなく、個性を形づくらなければならない。わけても重要なのが職業である。
「書くことについて」
「言う」という動詞一つとっても表現方法はたくさんあります。
「発言する」「伝える」「罵る」「罵倒する」「漏らす」「放つ」「口走る」「吐露する」などなど。
語彙力があることは物書きにとって大切だが、最も大切なことは読者に伝わることだと。小難しい言葉を並べることに躍起にならず、全て「言う」で十分だと。
有名な小説にも、簡単な単語が並んだだけだがとても楽しく読めるものがたくさんあるといっていました。(スタインベック、ヘミングウェイなど)
あなたは書けるし、書くべきである。最初の一歩を踏み出す勇気があれば、書いていける。書くということは魔法であり、すべての創造的な芸術と同様、命の水である。その水に値札はついていない。 飲み放題だ。
「書くことについて」
ものを書くのは、金を稼ぐためでも、有名になるためでも、モテるためでも、セックスの相手を見つけるためでも、友人をつくるためでもない。一言で言うなら、読む者の人生を豊かにし、同時に書く者の人生も豊かにするためだ。
「書くことについて」
これからも文章を書くことに夢中になって人生を豊かにできればいいなと思わせてくれる、良書との出会いでした。
参考書籍


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