この記事は、信託報酬に関する記事⬇︎の続きです。
S&P500のインデックスファンドは、中身の銘柄を入れ替える作業が少なく、
S&P500の構成銘柄に従うだけで良いので信託報酬が低く抑えられることが可能です。
ただ、信託報酬が低いインデックス投資でも、
0.03%〜0.3%の間で信託報酬の異なる商品(ETF)が株式市場に上場しています。
- S&P500(基準:0%)
- VOO(0.03%)
- eMaxis slim(0.0968%)
- iFree(0.2475%)
リターンはどれも同じなので、インデックス投資の場合、
信託報酬の差が最終的なリターンの優劣に直結します。
S&P500が年間6.8%上昇(毎月0.6%上昇)するものとして40年間でどれほど差が出るのか比べてみました。
結果がこちら。⬇︎

40年後の結果の部分だけ拡大してわかりやすくしました。

- S&P500(基準:0%)・・・・・100 → 1755
- VOO(0.03%) ・・・・・・・・100 → 1734
- eMaxis slim(0.0968%) ・・・100 → 1689
- iFree(0.2475%) ・・・・・・100 → 1590
S&P500指数自体に信託報酬はないので、この数値を基準に考えましょう。
年6.8%上昇する場合、40年後には100ドルが1755ドルに増えることがわかりました。
一方で、信託報酬が高いiFreeでは1590ドルにしかならないことがわかりました。
たった100ドル(約1万円)が40年後に150ドル(約1.5万円)もの差を生み出すのです。
もしこれが10000ドル(約100万円)ならば、40年後の差は約150万円になってしまうということです。
この差、受け入れられますか?
私は受け入れられません。笑
VOOならば、40年後の差は約20万円に抑えることができますね。
ということで、経費率の低いものにしましょう!
現在の選択肢は2択かもしれません。
- バンガード社のETF、VOOに投資する
- 楽天証券で楽天カードを利用してeMaxisslimを毎月5万円自動購入する
1.に関しては直接ETFを購入するならば、経費率の低いものにしましょうという選択。
バンガード社は経費率を積極的に下げてきた歴史があり、今後も0.03%から下がるかもしれません。
2.については楽天証券で楽天カードで購入すると、購入額の1%がポイント還元されるからです。
取られる信託報酬額よりも、付与されるポイントの方が多くなるのです。
なので、1% – 0.0968% = 0.9032%
S&P500指数を確実に上回ることができます。
ただし、ポイントが付与されるのは月5万円までなので、注意が必要です。
なので、楽天証券で毎月楽天カードで積み立てを5万円に設定し、
それでも投資余力があるようでしたらVOOを随時購入する形がキホンとなるでしょう。
参考書籍


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