
波乗りトミー
今朝のニュースでテーパリングが〜って専門家が解説してたんだけど、
ウミガメ君テーパリングって知ってる?

ウミガメ君
金融緩和の逆やろ?
知らんけど

波乗りトミー
な〜んだ、ウミガメ君も知らないのね。
なら一緒に勉強しよ!
テーパリングとは、量的緩和策による金融資産の買い入れ額を順次減らしていくことを指す。出口戦略とも呼ばれ、雇用統計などの指標の改善に一定の成果が上がった時点で量的緩和策を縮小していくことを示す用語として使われる。
野村證券HP証券用語解説集より引用
アメリカの金融市場では、
- イエレン財務長官「インフレを深く監視、必要とあらば対応」(5月)
- FRB「購入した社債やETFの売却検討」(6月上旬)
などなど、経済の回復や過剰なインフレを観測した際に財政的な対応をすると牽制しています。具体的には、株式の購入量を少しずつ抑えることです。株式市場の「売り」が「買い」よりも多くなってバランスが崩れ、株価が下がる恐れがあるということです。投資家全体にこうしたリスクを認識させることで過剰な株価高騰を抑えるためにあえて発言した可能性もあります。
前回のテーパリングは2013年12月に開始され、2014年10月に完了しました。その後、2015年12月に政策金利の引き上げが始められ、2017年10月には保有国債の削減(バランスシートの縮小)が始められました。このようなスケジュールで今回も進むと、2023年12月に政策金利の引き上げが始められそうで、2023年ごろから株式市場の調整がやってくるかもしれません。

波乗りトミー
少しわかったような分からないような…。

ウミガメ君
要は熱を帯びた株式市場を冷やしにかかるってことや。

波乗りトミー
私のポートフォリオに影響はあるのかな?

ウミガメ君
いずれ金利が上昇するとしたら、
今PERの高いグロース株はダメージが大きいやろな。

波乗りトミー
テスラ…!!
コメント